SSブログ

メルマガ15号より [所感、雑感]

地方分権丈夫なものよひとりあるきで發てんす
中央集権は不自由なものよ足をやせさし杖もらふ

 このフレーズは、昭和3年に実施された日本で初めての普通選挙で、政友
 会が使用した選挙ポスターから拝借したものです。今から80年前にすで
 に地方分権の必要性は広く認識をされていました。では、何故今日まで地
 方分権が前進しなかったのか?高度成長の成功体験にとらわれて、中央省
 庁が自分たちの権限を手放そうとしなかったからです。その証拠に権限の
 集まる東京だけが肥大化を続けています。高度成長がすでに過去となった
 にもかかわらず、いまだに仕事は地方、権限は東京。経済危機と言われる
 今だからこそ、モノづくりの街と、観光産業の街と、農業生産の街が同じ
 制度に縛られるような硬直した制度は撤廃して、各自治体に権限を渡し、
 地域の特色に応じた活力の育成が必要です。それには地方交付税ではなく、
 地域によって税金の使い道を柔軟に変えられる税制の整備も必要です。

  関西の域内総生産はオーストラリアとほぼ同じ80兆円。大阪だけでも
 40兆円、これは台湾一国に相当します。権限さえあれば世界と十分に渡
 り合っていける潜在能力があるにもかかわらず、東京の後塵を拝し続ける
 大阪。なぜ今、政権交代が必要か?一つの答えが、本当の意味での大阪復
 権へ一歩進めるからであると、私は信じています。
 
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

2月のおさらい今月の駅前予定 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。