平成２４年 新年のご挨拶と堺の未来と

　産業環境委員会にて。今回も竹山市長と熱い議論！

　新年あけましておめでとうございます！！今年は辰年！木畑も年男！
　　昇り竜になれるよう頑張ります。本年もよろしくお願いします。
　
　　皆様の熱いご支援で堺市議会に送っていただいてから、はや８カ月が経過
　をいたしました。この間も、新人議員ではトップバッターとなった本会議場
　での大網質疑、３回にわたって市長と議論を交わすことが出来た産業環境常
　任委員会での質疑、そして堺市の重点予算要望にしっかりと書き込んでいた
　だいた大都市行財政制度特別委員会での質疑と、大きなご期待と、与えられ
　た職責を果たすべく、大変充実した議会活動を送らせていただいております。

　　過日のダブル選挙では、大阪府民、大阪市民の選択は、それぞれ松井大阪
　府知事、橋下大阪市長を誕生させることとなりました。穏健で実直な倉田さ
　んに期待をしていた私にとっては残念な結果となりましたが、今回の結果は、
　現状の政治が大阪府民皆様の期待する、社会の閉塞感の払拭や、将来への希
　望の醸成に、十分にお応えできていない証左であると考えます。政治に携わ
　っているものの一人として、真摯に反省すべきところは反省しなければなり
　ません。

　　新市長が主張する「ニューヨークやロンドンに負けない大阪を作る」「市
　民の常識が反映された政治を実現する」との思いは全く同じです。しかし、
　どんな素晴らしい政治家でも魔法を使うことはできません。どんな小さな家
　でも設計図なしに建築するのは至難の業です。では選挙前に、「大阪を変え
　る」ための具体的な制度設計や、実現までのロードマップが示されていたか
　と言えば、少し疑問の残るところがあります。特に大阪を一つにするといっ
　た主張のなかに、何故か「堺」が含まれているという点だけは、現段階の情
　報だけでは納得がいきません。

　　もちろん、堺にもまだまだ取り組まねばならない課題はたくさんあります。
　しかし、日本国中の都市を見渡しても、間違いなく５本の指に入る健全な財
　政を誇る「堺」。政令指定都市になって獲得した権限がいよいよ本格的に活
　用され始め、大幅な市民サービスの向上が期待される「堺」。この時代に明
　日への夢を描くことが出来る条件が整っている数少ない自治体である「堺」
　が、何故、地域外の人々の考えに沿って解体されなければならないのか？
　　
　　堺市民の未来のためにも、「私たちの堺」はそもそも成り立ちも文化も違
　う大和側の向こう岸の多額の借金を抱えた自治体に吸収合併されるより、
　「これからも泉州地域の中心都市（コア）として独立独歩で歩み、更なる発
　展に向かっていくべきだ」と考えます。統治機構や、税金の使い方など時代
　の流れに応じて変えるべきものは柔軟に変え、伝統・文化・人と人との絆な
　ど守るべきものはしっかりと守る。これこそが本当の意味での「地に足の着
　いた改革」ではないでしょうか。

　　郷土の先人たちが額に汗して創り上げてきた伝統ある自治都市「堺」。世
　界が沈んだリーマンショック以降も、強力に挽回し、しっかりと成長を続け
　る誇り高き政令指定都市「堺」。たとえ、抵抗勢力？のレッテルを張られよ
　うとも、「自らの生まれ育ったふるさと堺の歴史と文化と繁栄を守る」この
　思いを胸に刻み、これから本格化するであろう大阪改革の議論に飛び込んで
　いきたいと思います。今後とも、変わらぬご指導宜しくお願いします！



　陶器のお祭りにて。福中と西中の合同フェスティバルにてご挨拶！　
　


　政令指定都市の党派別予算要望。民主党堺市議団の代表として民主党本部へ！



　恒例のバス旅行会で淡路島へ。今年もたくさんの応援団の皆さんがご参加下さいました！



　安全なエネルギー対策特別委員会の視察で千葉県柏市へ。最先端の街づくりに学ぶ！