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メルマガ7号より [所感、雑感]

  先週の週末に陶器十町のお祭りも終わり、中区内の秋祭りはこれで一
 段落というところでしょうか。どちらの祭りも、祭りが終わって二日間は
 情けないことに筋肉痛で動けませんでした。運動不足です。
  今回の祭りには中学校の同級生が手伝いに来てくれたのですが、彼らが
 しきりに感心していたのが、祭りに参加している子供達が率先してほうき
 を持って掃除をし、テキパキと後片付けを手伝っている姿でした。
  
  教育というのは「読み・書き・そろばん」といった学問を学ぶのと同時
 に、人としての生き方を身につけさせるというのも重要な目的です。この
 事から考えても、地域の祭りと言うのは、まさに古くから地域に根差した
 子供達の教育の場でもあるんだなと痛切に感じました。  
  だんじりは、一人でも手を抜くような事があれば、大事故につながりま
 す。自分の持ち場に全力で取り組むことで、責任感が養われる。大人もみ
 んなバタバタしていて、待っているだけでは誰も指示をくれない。そこで
 自ら何でも進んでやる姿勢が自然に身に付く。そして、収穫への感謝とい
 う行為を通じて自然や先祖といった人間より大きな存在にたいして、畏敬
 の念を抱き、生かされている事に感謝する事を学ぶ。
  今の教育に欠けていると指摘される要素がぎっしりと宝箱のように詰め
 込まれています。遊びを通して気付きを与える。この素晴らしい地域の伝
 統をしっかり次の世代にも伝えていかなければなりません。
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